2009年10月9日の手紙
2012年の手紙

 
 
 
 

ニャン太郎くんへ

 

ニャン太郎くん、あなたが旅立ってからもう丸3年もたつのですね。

毎年この季節になると、少しだけ淋しい気持ちになるのは、

3年もニャン太郎くんに会えなかったせいでしょうか。

 

 

時々ニャン太郎くんの写真を見て、なぜ今ここにあなたがいないのか、

いまだに不思議な気持ちになることがあります。

それだけ私たちは永いこといっしょにいたのですね。

あなたがこちらの世界にいた頃は、朝も夜もずーっといっしょにいることが多かったから・・・

 

 

今年の10月9日は、私は入院していて病院の中からこの手紙を書いています。

今は、目では見えなくなったニャン太郎くんは自由自在にいろんなところへ行けるはずだから、

ひょっとしたら病院にも来てくれているかもしれないですね。

 

 

今回手術をして、私もつくづくこの体は神様から借りているもので、

大事にしないと時として壊れてしまうんだということを実感しました。

ニャン太郎くんは、晩年たいへんな治療を乗り越えて見事に生きてくれたことを思い出し、

改めてあなたは強くてすごい子だったと思いました。

 

 

今の私の姿を見てニャン太郎くんはどう思うのだろう・・・

いろいろ考えたのですが、やっぱりニャン太郎くんは、

こちらの世界にいたときと同じように何も言わずにただ寄り添ってくれるような気がします。

そう思うと心が温かくなり、癒されます。

 

 

ニャン太郎くんは旅立ってもなお、私を励ましてくれるのですね。

本当にありがとう。

 


ニャン太郎くん、大好きだよ。

また会おうね。

 

 

 

2012年10月9日


 

 

 
   
   
   
   
   
 

 

 

 

 

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